ナイトセミナー 1 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜19:30 会 場 : ラフレさいたま 櫻 (第2会場) 部 門 : 免疫血清 テーマ : 馬鹿な免疫と利口な免疫 講演者 : 奥村 康(順天堂大学医学部免疫学教授) 座 長 : 五味邦英(昭和大学病院長・臨床病理学教室教授) ねらい : インフルエンザワクチンに代表されるように、ウィルスに関しては、免疫系は滅法強いのですが、水虫のワクチンなどまずは期待出来ません。一方、制御されて免疫が反応している時は重宝なシステムですが、ひとたび間違うと多くの免疫病も引き起こします。またガンの免疫治療も進みつつはありますが、年をとってもガンにならないためには免疫程有用なものはありません。最近の研究をふまえて免疫の2面性を論じたい。 主 催 : 富士レビオ |
ナイトセミナー 2 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜19:30 会 場 : ラフレさいたま 欅 (第3会場) 部 門 : 遺伝子/免疫血清 テーマ : エイズ/HIV感染症と臨床検査 講演者 : 1)「医学と社会はHIV感染症とどうつきあうべきか」 大竹 徹(大阪府立公衆衛生研究所ウイルス課) 講演者 : 2)「欧米のHIV検査状況とVIDAS HIV測定の現在と将来」 Anne POSTULKA,M.D (Marketing Manager,Transfusion & HIV,bioMerieux sa) 座 長 : 市川誠一(名古屋市立大学大学院看護部看護研究科感染予防学) ねらい : エイズ/HIV感染症は世界において拡大を続けており、国連エイズ計画(UNAIDS)では、2002年末における生存感染者は4,200万人に達し、さらに有効な予防策が実施されなければ2010年までに4,500万人が新たに感染するだろうと警告している。我国においては、若者を中心に性感染症が急増する中、HIV感染症は今や「普通の病気」になりつつある。多剤併用療法、(HAART)によりエイズ発症を免れる治療法が発達しつつあるが、なにより予防が重要である。感染者の拡大を防ぐためには、検査を受ける者に再検査という精神的負担を強いる「判定保留」例を少なくし、感染後早期に判定できる検査法が求められている。本セミナーでは、本格的な流行を迎えつつある現状の中で、第4世代の検査法である抗原抗体検出EIA法や核酸増幅検査(NAT)の有用性について解説する。また、欧米の検査状況についても紹介する。 主 催 : 日本ビオメリュー |
ナイトセミナー 3 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜19:30 会 場 : ラフレさいたま 桃 (第4会場) 部 門 : 管理運営 テーマ : 企業におけるマーケティング的アプローチからのヒント −検査室の業務改善から価値創造のステージへ− 講演者 : 成井 弦(リーディング・エッジ社 代表取締役社長) 司 会 : 清水義秋(ベックマン・コールター診断システム本部) ねらい : 低成長経済の下、企業経営と同様に病院経営にも生き残りをかけた差別化が求められています。その差別化を生み出すために、計算されたマーケティング的発想が必要なのです。この発想が、付加価値を生み出し、ビジネスを拡大します。今回は、IT業界でご活躍中の成井弦氏に、マーケティングについて語って頂きます。業務改善から価値創造ステージへの移行・ ・ ・急性期医療に対応する検査室創造のための「ヒント」をご提供します。 主 催 : ベックマン・コールター |
ナイトセミナー 4 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜19:30 会 場 : ホテルブリランテ武蔵野 エメラルドA,B (第5会場) 部 門 : 免疫血清 テーマ : HCV抗原検査はHCV抗体検査に取って代われるか? 講演者 : 1)藤原稔也(オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス) 2)溝上雅史(名古屋市立大学臨床検査医学教室教授) 座 長 : 野村文夫(千葉大学大学院医学研究院分子病態解析学教授) ねらい : 2002年4月から、老健法に基づく住民検診事業及び政管健保生活習慣病予防健診事業に肝炎ウイルス検診が導入され、今後150万人とも言われる潜在HCV感染者が発見される仕組みがスタートしている。一方で2002年9月から高感度HCV抗原検査が発売され、ルーチン化が容易なルミパルスHCV抗原の導入が進められている。本セミナーでは、これらの新しいHCV測定法を含めた上で、肝細胞がん撲滅のために、検診等で発見されたHCV感染者の診断、治療及びフォローアップの効果的な検査のフローチャートを検証したい。 主 催 : オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス |
ナイトセミナー 5 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜19:30 会 場 : ホテルブリランテ武蔵野 エメラルドC (第6会場) 部 門 : 微生物 テーマ : 1)Clinical Importance of Detection of ESBLs and Other Newer Beta-lactamases. 2)院内感染対策シリーズ第5回"BDフェニックスにおける耐性菌検出について" 講演者 : 1)K.S. Thomson,Ph.D.(Creighton University School of Medicine) 2)石井良和(東邦大学医学部微生物学教室) 座 長 : 猪狩 淳(順天堂大学医学部) ねらい : 日本の医療制度が、出来高払いから疾患群別定額払い制度(DRG/PPS)へ変化していく中で、「迅速で治療に直結する微生物検査」が求められている。本セミナ−では、耐性菌についての最新情報および、前述のような環境下での検出の重要性、加えて日本ベクトン・ディッキンソン株式会社の新製品、同定感受性検査機器『BDフェニックス』における、耐性菌検出の検討を紹介する。 主 催 : 日本ベクトン・ディッキンソン |
ナイトセミナー 6 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜19:30 会 場 : ホテルブリランテ武蔵野 サファイア (第7会場) 部 門 : 臨床化学 テーマ : 緊急検査領域における特殊検査の効果的な運用 −心筋傷害マーカーの測定意義− 講演者 : 石井潤一(藤田保健衛生大学大学院保健学研究科クリティカルケア学) 座 長 : 高木 康(昭和大学医学部臨床病理学教室) ねらい : 心筋トロポニン(Tn)は心筋特異性が高く、しかも急性心筋傷害時の異常値を示す期間が長いため、従来のCKやCKMBなどの生化学マーカーでは検出できなかった微小心筋傷害を診断することができます。この微小心筋傷害は、急性冠症候群(急性心筋梗塞と不安定狭心症)や慢性心不全病態の進展・増悪に重要な役割を果たしています。本セミナーでは、急性冠症候群および慢性心不全患者におけるTn測定の有用性について発表いただきます。 主 催 : デイド ベーリング |
ナイトセミナー 7 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜19:30 会 場 : ランドアクシスタワー 大会議室 (第8会場) 部 門 : 管理運営 テーマ : 第10回オリンパスセミナー「検査部門の自主運営改善について考える」 講演者 : 増井久幸(オリンパスプロマーケティング) 司 会 : 未定 ねらい : 病院検体検査のトータルサポートを目指すオリンパスは、検査部門の自主運営改善を皆様と共に考える場として「オリンパスセミナー」を開催して参りました。同一テーマを追求しセミナーも10回目を迎えます。臨床検査を取り巻く環境は益々厳しさを増しています。この様な状況下でも、環境の変化をチャンスと捉え、検査部門がどのように有るべきか・・今回も検査部門の運営改善の具体例を外部講師をお招きして、皆様と一緒に考えて行きたいと思います。 主 催 : オリンパスプロマーケティング |
ナイトセミナー 8 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜20:00 会 場 : 浦和ロイヤルパインズホテル ロイヤルクラウンB (第11会場) 部 門 : 管理運営 テーマ : ネットワーク技術で変わる検査室 オンラインQCとサービスサポート 講演者 : 和田克哉(シスメックス学術部) 司 会 : 井野邦英(シスメックス学術情報部) ねらい : 臨床検査室において、@装置状況に自信を持ち、安心してデータを臨床側へ提供できること、A装置異常を早期に検知し、装置のダウンタイムを短縮できること、をより高いレベルで実現していただくことを目的として、シスメックスは、ネットワーク技術を活用したリアルタイムの精度管理・オンラインの技術サポート・多種多様な情報提供を主機能とするシステムを開発し、お客様に提供しています。本セミナーでは弊社システムの現状と今後の展開についてご説明致します。 主 催 : シスメックス |
ナイトセミナー 9 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:00〜20:00 会 場 : 浦和ロイヤルパインズホテル ロイヤルクラウンC (第12会場) 部 門 : 一般 テーマ : 尿中マクロファージ・脂肪球の解析による腎症の病態把握と治療戦略 講演者 : 堀田 修(仙台社会保険病院腎センター主任部長) 座 長 : 伊藤機一(神奈川県立衛生短期大学学長) ねらい : 現在、進行性腎炎のマーカーとして尿中マクロファージが注目されています。一方、臨床現場では進行性腎炎、特にIgA腎症の治療において優秀な治療効果をあげています。仙台社会保険病院腎センター主任部長の堀田先生は腎検査において「針のいらないバイオプシー」を目指しておられ、尿中マクロファージ解析と治療を実践しておられます。今回は進行性腎炎における新しいマーカーの解析とその有用性を、治療に貢献する臨床検査の視点でお話いただきます。 主 催 : シスメックス |
ナイトセミナー 10 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:30〜20:00 会 場 : 大宮ソニックシティ 国際会議室 部 門 : 生理(神経) テーマ : 脳と栄養−脳を守る食事習慣− 講演者 : 植木 彰(自治医科大学附属大宮医療センター神経内科教授) 座 長 : 三枝義信(東京逓信病院 臨床検査科) ねらい : 当研究会は日本医学検査学会に合わせて学術講演会を行っており、8回目の開催となります。今回は趣向を変えて「脳と栄養」という講演を企画しました。日本の痴呆の患者さんは150万人ほど、85歳以上では4人に1人と報告されています。このうちアルツハイマー病は1990年代に入って目立った増加をみせはじめ、現在、痴呆全体の4割以上を占めるようになっています。いまだ根本的な治療が確立されていないアルツハイマー病ですが、その発症に関与する要因として、食事に注目が集まっています。われわれは今後、いったい、なにを、どんなふうに食べていけば自分の脳を守れるのか?みなさま、この飽食の時代に一度考えてみてはいかがでしょうか。 主 催 : 日本神経生理研究会/(社)埼玉県臨床衛生検査技師会 備 考 : 参加費 日本神経生理研究会の会員5,000円、非会員6,000円(懇親会費含む) |
ナイトセミナー 11 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:30〜20:00 会 場 : 大宮ソニックシティ 市民ホール401+402 部 門 : 生理(呼吸器) テーマ : 閉塞性肺疾患と肺機能検査 講演者 : 未定 座 長 : 長谷川省一(埼玉県立循環器・呼吸器病センター 検査技術部) ねらい : 今回は「閉塞性肺疾患と肺機能所見」という演題で講演を企画しました。日本の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者は400万人以上と予想され、今後、大きな社会問題となると考えられております。この疾患において早期禁煙指導が最大の治療であると同時に、早期診断が必要となります。この早期診断にスパイロメトリ−は必要不可欠な検査であり、しかも、その評価も1秒率のみならずFV曲線が大変重要であります。今回は、呼吸器の先生に肺機能検査所見の見方を含め講演して頂く予定でおります。 主 催 : 日本呼吸器生理研究会/(社)埼玉県臨床衛生検査技師会 備 考 : 参加費5,000円(懇親会費含む) |
ナイトセミナー 12 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:30〜20:30 会 場 : 大宮ソニックシティ 市民ホール403 部 門 : 輸血 テーマ : 実践 I&A 1)活動報告 2)I&Aの将来とQ&A 講演者 1) 鈴木美登利(獨協医大越谷病院 臨床検査部講師) 寺内純一(昭和大学藤が丘病院血液センター) 岡本紀子(藤枝市立総合病院臨床検査室) 2)長田広司(東京慈恵会医科大学病院輸血部診療医長) 座 長 : 前原光江(埼玉社会保険病院) ねらい : 輸血療法実施の方法、輸血用血液の管理方法などは各施設により大きく異なっている現状から、施設間差のない輸血療法を施行するために標準的な管理および輸血療法を確立する必要がある。そのためI&A(Inspection and accreditation:点検と認証)システムを活用することで第三者による点検評価を受ける事が、輸血を必要とする全ての患者さんに対し等しく安全な輸血が施行されるための有効な手段と考える。このセミナーにおいて各地におけるI&Aの取り組みと実施状況等を知ることにより自施設の輸血医療のあり方を見直す機会になればと考え企画した。 主 催 : 日本輸血学会関東甲信越支部I&A小委員会/(社)埼玉県臨床衛生検査技師会 |
ナイトセミナー 13 |
日 時 : 平成15年5月15日(木)18:30〜20:30 会 場 : 大宮ソニックシティ 市民ホール404 部 門 : 病理・細胞 テーマ : 1)薄切の自動化 −薄切片試料作成システムについて− 2)染色・封入の自動化 −全自動染色装置+全自動カバーガラス封入装置への流れ 3)バーコードシステムでの精度管理−バーコード印字機(クリスタルT)での精度管理 4)細胞診検査におけるバーコード運用の実際と問題点 講演者 : 1)小久保光典(東芝器械技術部) 2)高橋克己(ファインテック/ライカ) 3)片岡裕司(第一器業) 4)高久忠一(ビーシーエルジャパン) 座 長 : 1-2)板木紀久(鳥取大学医学部病理) 3-4)山本格士(兵庫医科大学病院病理) ねらい : 手作業が多く、自動化に関してはほとんど実施されていない病理・細胞診標本作成ですが、近年になって全自動薄切ミクロトーム装置や汎用型自動染色装置を封入装置に結合させた自動標本作成システムなどが徐々に開発されてきています。また、標本作成に伴う検体入れ違いなど病理、細胞診部門など手作業の分野での精度管理に大きな助けとなると思われるバーコードシステムの運用法などプレゼンテーションしたいとかんがえています。将来的にどこまでの自動化が可能なのか、病理、細胞診の標本作成に対する将来展望について考えてみませんか。 主 催 : (社)埼玉県臨床衛生検査技師会 |
モーニングセミナー 1 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)7:30〜8:50 会 場 : ラフレさいたま 桃 (第4会場) 部 門 : 微生物 テーマ : 非結核性抗酸菌症の治療と診断 講演者 : 吉田耕一郎(川崎医科大学呼吸器内科講師) 座 長 : 村瀬光春(愛媛大学医学部附属病院検査部) ねらい : 年々増加する非結核性抗酸菌症は、原因菌種によって病態、経過・予後、治療法が異なり、結核菌症のような標準的治療法が確立されていません。このため治療に難渋することが少なくないとされ、今後は呼吸器科を中心として一般病院においても本症がますます重要となると考えられます。本セミナーでは、本症について臨床経験をお持ちの先生から、その治療例などについてご紹介いただく予定です。 主 催 : 極東製薬工業 |
モーニングセミナー 2 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)7:30〜8:50 会 場 : 浦和ロイヤルパインズホテル ロイヤルクラウンC (第12会場) 部 門 : 血液 テーマ : 血栓症診断におけるフィブリンモノマー(FM)検査の意義 講演者 : 和田英夫(三重大学医学部臨床検査医学講座助教授) 追加発言: フィブリンモノマー測定試薬の評価成績について(日水製薬株式会社 診断薬研究部) 座 長 : 鈴木洋司(防衛医科大学校附属病院輸血部助教授) ねらい : 血液凝固異常症の1つの指標として近年、血中FMの測定が注目されてきています。FMは微量のトロンビンの生成を反映し、その検出は播種性血管内凝固症候群(DIC)や血栓症等の診断、モニタリングに有用であることが報告されています。本セミナーでは、改めてFM測定の意義と日水製薬鰍ナ開発、発売された自動測定試薬の有用性について紹介します。 主 催 : 日水製薬 |
ランチョンセミナー 1 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : さいたまスーパーアリーナ ホール (第1会場) 部 門 : 微生物 テーマ : 感染症支援診断としての微生物検査 有効性、経済性を見つめて −血液培養part2− 講演者 : 満田年宏(横浜市立大学医学部附属病院臨床検査部) 岩田 敏(国立病院東京医療センター小児科) 佐藤智明(静岡県立静岡がんセンター) 小林寅普i三菱化学ビーシーエル) 山崎 勉(埼玉医科大学感染症科・感染制御科) 座 長 : 賀来満夫(東北大学大学院医学系研究科病態制御学講座分子診断学分野) ねらい : 今、染症診断支援にも、EBMの波が押し寄せつつある。しかしながら、現状において臨床医が、提出された検査結果を感染症診断や治療に実際利用または使用しているか等の、検査結果に対する臨床的有効性は、今後論議されていかねばならないテーマと考える。今回は、検査結果と臨床診断との整合性が一番と高いと考えられている、血液培養を取り上げ、1)米国での血液培養の考え方と方法、2)感染症診断支援として成り立つのか、3)EBMの見つめた検査結果とその解釈をディスカッションしていきたい。 主 催 : 日本ビオメリュー |
ランチョンセミナー 2 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : ラフレさいたま 櫻 (第2会場) 部 門 : 検査管理 テーマ : 検査室が生き残る質の管理 −ISO 15189への対応− 講演者 : 桑 克彦(筑波大学臨床医学系助教授) ねらい : 検査室の技術能力と検査の質の管理の良し悪しは、検査自体およびその医療施設の診療レベルを大きく左右する。とくに成熟化した医療においては、科学的に根拠のある検査結果を、目的に合った質で、かつ迅速に提供することで、効果的な診療に直接参画できる。そのために良質な検査をいかにして保証するかがいま求められている。本セミナーでは医療の目的に合致した検査の質の保証の仕方を、患者さんにわかり易いかたちで提供するためのノウハウを教示する。 主 催 : ロシュ・ダイアグノスティックス |
ランチョンセミナー 3 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : ラフレさいたま 欅 (第3会場) 部 門 : 臨床化学 テーマ : 酸化LDLの新しい展開 講演者 : 1)島田和典(順天堂大学医学部循環器内科) 2)谷垣秀樹(協和メデックス) 座 長 : 寺本民生(帝京大学医学部内科教授) ねらい : 酸化LDLは動脈硬化の発症から成熟のあらゆる段階に関与する危険因子であるとされていたが、血中酸化LDL測定法が知られていなかったため、危険因子としての臨床的な評価は定まっていなかった。近年、酸化LDL中の酸化ホスファチジルコリンを認識する抗体DLH3を用いたヒト血中酸化LDL測定法が開発された。本セミナーでは、酸化LDL測定法の概要及び血中酸化LDL値の臨床的意義について紹介する。 主 催 : 協和メデックス |
ランチョンセミナー 4 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : ラフレさいたま 桃 (第4会場) 部 門 : 臨床化学 テーマ : 心疾患診療におけるBNP測定の有用性 講演者 : 平田恭信(東京大学医学部循環器内科講師) ねらい : BNPは特異的に心臓から分泌されるホルモンであり、心機能を状態をよく反映する。BNPは心不全の重症度と比例し、治療の効果も把握出来る優れたマーカーである。その他に心肥大、心房細動などでも増加し、無症状であっても心疾患の存在を推定できる。さらにBNPの血中濃度は予後をも反映し、したがって血中BNP濃度を指標にしつつ、それを低下させるべく治療を選択するのが重要となる。BNP有用性の実際を概説する。 主 催 : 東ソー |
ランチョンセミナー 5 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : ホテルブリランテ武蔵野 エメラルドA,B (第5会場) 部 門 : 臨床化学 テーマ : リアルタイム診療に求められる臨床検査 −リアルタイム診療に求められるチーム医療、検査室の役割− 講演者 : 1)オーソ マーケテイング部 2)高木 康(昭和大学病院) ねらい : 医療・検査室を取り巻く環境が厳しさを増す中、患者様のメリットを最大限に打ち出した「リアルタイム診療」という考え方が、今、注目を集めている。そしてこの「リアルタイム診療」の実現に向け、臨床検査のサイドからも様々なアプローチが必要とされている。将来に渡っての健全な検査室運営を考え、「リアルタイム診療」の実現に検査サイドから最大限に寄与するには何が必要かを、検査システム・検査室運営の両面から考察する。 主 催 : オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス |
ランチョンセミナー 6 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : ホテルブリランテ武蔵野 エメラルドC (第6会場) 部 門 : 臨床化学/免疫血清 テーマ : 肝疾患と臨床検査 〜検査値は肝病態を語る〜 講演者 : 松崎靖司(筑波大学臨床医学系内科学助教授) 座 長 : 池田 斉(埼玉医科大学総合医療センター中央検査部教授) ねらい : 肝臓は「もの言わぬ臓器」であるため、診断や治療に際し臨床検査は不可欠です。健診でのウイルス性肝炎のスクリーニングから始まり、肝癌の予後判定に至るまで、臨床検査はその「もの言わぬ臓器」の疾患原因や細胞障害、機能異常等の病態を語ります。今回、臨床検査が何を語り、臨床現場においてどの様に役立っているかを講演頂きます。 主 催 : 第一化学薬品 |
ランチョンセミナー 7 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : ホテルブリランテ武蔵野 サファイア (第7会場) 部 門 : 免疫血清 テーマ : C型肝炎検査の新たな展開 −超高感度HCV抗原測定(ルミスポットLS-2000)の新しい成果− 1)新しいHCV抗原測定法の基本性能と臨床測定について 2)C型慢性肝炎治療の最近の話題 講演者 : 1)横田浩充(東京大学医学部附属病院検査部主任) 2)今廻道夫(自治医科大学附属大宮医療センター総合医学第1講座教授) 座 長 : 櫻林郁之介(自治医科大学附属大宮医療センター総合医学第1講座教授) ねらい : C型慢性肝炎の治療ではHCV定量が重要である。栄研化学では簡便迅速で超高感度なHCV抗原(コア蛋白)測定法を開発し、臨床応用が開始された。本法は、化学発光(CLEIA)法を応用し自動化され、遺伝子法による定量法とほぼ同等の高い感度で、更に広いレンジを有している。また低コストである。本セミナーでは、本法の臨床応用の新しい成果について紹介する。今後の治療モニタリングにタイムリーな検査情報を提供できると期待する。 主 催 : 栄研化学 |
ランチョンセミナー 8 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : ランドアクシスタワー 大会議室 (第8会場) 部 門 : 病理 テーマ : 病理組織標本作製に於ける画期的な装置の紹介 講演者 : 小浜真澄(サクラファインテックジャパン) 司 会 : 石塚 悟(サクラファインテックジャパン) ねらい : 従来、手術材料の組織標本作製には一日かそれ以上の時間を必要としていました。米国で開発された新しい処理法(PAT申請中)は、この標本作製にかかる時間を画期的に短縮する事が可能となります。この画期的な短時間処理法の実現は、血液検査のような「病理診断のポイント・オブ・ケア」の可能性を示唆しています。 主 催 : サクラファインテックジャパン |
ランチョンセミナー 9 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : 浦和ロイヤルパインズホテル ロイヤルプリンセスA (第9会場) 部 門 : その他(採血管) テーマ : 遠心分離操作不要・新型血清分離真空採血管 講演者 : 戸川勝也(積水化学工業) 司 会 : 小島幸雄(ニットーボメディカル) ねらい : 前回(第50回)発表した採血管に改良を加え、通常の真空採血管サイズを実現した。従来の真空採血管と同様に採血を行う事ができ、血液2 mlから約250μlの血漿を得ることができた。また血漿中のフィブリノーゲン量は10 mg/dl(測定限界)以下であったので、血清と同様に扱える。またフィルターの改良によって、溶血の低減に成功した。生化学、免疫血清項目について検査値比較を行い従来の採血管と差がないことも確認された。この改良型真空採血管は緊急時、ベッドサイド等で威力を発揮すると思われる。 主 催 : ニットーボーメディカル |
ランチョンセミナー 10 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : 浦和ロイヤルパインズホテル ロイヤルクラウンB (第11会場) 部 門 : 一般 テーマ : 臨床医と本音で語ろう尿検査 講演者 : 1)松村 治(埼玉医科大学総合医療センター第4内科) 2)野崎 司(東海大学医学部付属大磯病院) 3)油野友二(金沢赤十字病院) 4)大久典子(東北大学附属病院) 座 長 : 伊藤機一(神奈川県立衛生短期大学学長) ねらい : スクリーニング検査から鑑別診断まで広く実施されている尿検査においては、近年、測定法の開発や検査精度等が向上しております。と同時に検査結果を臨床医の要望に応えて的確に報告し、いかに活用されるかは、今までも、これからも重要であります。本セミナーでは臨床医からの尿検査における意見や要望を一方的に聞くのではなく、日頃、臨床医が尿検査結果を如何に取り扱い、評価されているかの具体的なテーマを中心にディスカッションを行います。テーマはルーチンで尿検査に携わっている方々から事前に公募し,臨床と検査から「診療に役立つ尿検査」を目標に本音で語りあってもらいます。尿沈渣検査の結果報告とその評価についてや検体採取の問題または、検査結果と臨床症状との不一致など日頃疑問に思われている問題が必ずテーマに上がると思います。壇上のパネラーだけではなくフロアの方々も巻き込んで「診療に役立つ尿検査」について本音で語りたいと思います。 主 催 : バイエル メディカル |
ランチョンセミナー 11 |
日 時 : 平成15年5月17日(土)12:00〜13:00 会 場 : 浦和ロイヤルパインズホテル ロイヤルクラウンC (第12会場) 部 門 : 免疫化学 テーマ : 感染症の迅速検査におけるトピックス 講演者 : 山口一成(熊本大学医学部附属病院輸血部講師) 司 会 : 吉原なみこ(国立感染症研究所エイズ研究センター室長) 主 催 : シスメックス |