生涯教育レポート 6

        



     日 時 : 平成 29217   1900分〜2030

     会 場 : 大宮ソニックシティ  604号室         点数:専門教科−20点

     主 題 :JANISについて

     講演1 JANISデータとその活用法
          
   講 師 :筒井 敦子 (国立感染症研究所)

    
    参加人数 :55名


     出席した研究班班員 :渡辺 典之、永野 栄子、金田 光稔、砂押 克彦、小西 光政、
                  酒井 利育、、森 圭介、毛利 光希、牧 俊一
    

    《研修内容の概要・感想など》

 今回の研修会では、「JANISデータとその活用方法」というテーマで筒井先生に御講演頂いた。
JANIS参加医療機関数の推移、病床別参加施設数などが紹介された。200床未満の医療機関は
6.4%と参加率が低いため参加施設数を増やすことが重要であることなどが講演された。

公開情報として主要菌分離患者数、主要菌分離率や病床数別、都道府県別アンチバイオグラ
ムなどが紹介された。大腸菌は分離率、第三世代セファロスポリン耐性、フルオロキノロン耐性の
増加が問題であることなどが講演された。

JANIS参加施設には還元情報が提供され、箱ひげ図で全参加施設における自施設の状況が
表示されていることなどを教えて頂いた。耐性菌には多種多様な薬剤耐性機序があり、臨床検査
技師が中心となり医療スタッフへの教育をしていくことの重要性を御指摘頂いた。

JANIS公開情報や還元情報より自施設の状況を把握し、感染対策に繋げていくことが重要だと
感じた。

 

                        提出日 平成2939   

                           文責  酒井利育   

 

 

 


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